買春:中学教諭が14歳を 県警が逮捕、容疑を否認 /広島
毎日新聞 2015年08月27日
県警少年対策課と府中署は26日、東広島市三永1、三原市立第五中学校教諭、山田卓容疑者(28)を児童買春禁止法違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は7月13日、福山市内のホテルで中学3年生の女子生徒(14)が18歳に満たないことを知りながら現金2万円を渡す約束をして、いかがわしい行為をした、としている。
同署によると、2人は短文投稿サイト「ツイッター」を通じて知り合い、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などを通じて連絡を取り合っていたという。7月末に匿名の通報があり、同署などが捜査。山田容疑者は女子生徒と初対面で、会ったことは認めているが、「お金をあげて性行為をする約束をしたが、性行為はしていないし、お金はあげていない」と容疑を否認しているという。
同校などによると、山田容疑者は事件当日は出勤日。特別支援学級を担任、担当教科は技術で、野球部顧問も務めている。過去にトラブルなどは無く、勤務態度はまじめだったという。大畑文信校長は「生徒、保護者に大変ご迷惑をおかけした。生徒の心のケアを一番に考え、取り組んでいきたい」とし、生徒、保護者に説明の機会を設ける方針という。瓜生八百実・三原市教育長は「教職員の服務規律の徹底をはかり、不祥事根絶に全力をあげる」とコメントした。【目野創】